東京工業大学
工学院 機械系
エンジニアリングデザインコース/機械コース
ヒューマンセントリックデザイン分野

(岡田・土方研究室)土方グループ

〒152-8550
東京都目黒区大岡山2-12-1
石川台6号館303A号室 (土方准教授)


大ギャップワイヤレス給電システム

本研究では、磁界共振結合と呼ばれる技術を用い、体内植込み型医療デバイスや ウェアラブルデバイスにワイヤレス給電を行うシステムを開発しています。 従来の電磁誘導と異なり、送電・受電コイル間のギャップを大きくできる点が特徴です。

インテリジェント人工心臓

自動車に人工知能を搭載して自動運転を実現するように、 植込み型医療デバイスも患者さんの健康状態に合わせた動作状況の自動調整や、 生体との自動協調制御を行うことで、生存率や生活の質を向上する高度な技術が求められています。 本研究では、磁気浮上型の人工心臓に着目し、生体心臓と人工心臓の協調制御を実現するための 基盤技術を開発しています。

体内エネルギーハーベスティング

ペースメーカ等の植込み型低消費電力医療デバイスは電池で駆動していますが、電池が無くなるたびに交換手術が必要です。 また、植込み型ヘルスモニタリングセンサなどの研究開発が近年盛んですが、駆動には電気エネルギが必要です。 このようなデバイスへの給電技術として,体内で発電するエネルギーハーベスティングを研究しています。

モータ・電磁アクチュエータ

人工心臓用の磁気浮上システム開発や、自動車用モータの開発経験を活かし、 モータや電磁アクチュエータを独自に開発し、上記アプリケーションに適用しています。